ミニ四駆は接着剤のいらないスナップオンキットで、部品をはめこみ、ネジ止めするだけで、だれでも手軽に作れるレース・マシンです。単3電池を2本入れると、たちまち爆走しますぞ! |
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ミニ四駆は田宮模型が生んだ大ヒット商品です。最初のミニ四駆は1982年に生まれましたが、1986年に発売が始まった「レーサーミニ四駆」は、RCのバギーカーの魅力で、一大ブームを引き起こしました。その後も根強い人気を誇っていましたが、1996年1月8日からテレビ東京系列で始まった「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のTVアニメ放映ともあいまり、その人気は最高潮を極めました。日本で生まれたミニ四駆は、当時、世界中の子供たちを夢中にさせた(子供ばかりじゃないかな?)小さなモータースポーツなんです。ミニ四駆の生産台数も、当時には発売以来1億台を突破したといわれています。
私が子供とともにミニ四駆製作をはじめたのは、その頃だったでしょうか。思い起こせば、このミニ四駆は、日頃子供たちとのコミュニケーションがなかった私も、当時、子供たちとのコミュニケーションの唯一の手段だったように思う。きっと、他のお父さんたちもそうだったに違いない。人気モデルの発売日には、子供と早起きをして、模型店やデパートに開店前から列をして並んだものです。そして、子供と一緒になってミニ四駆の組み立てに熱中している私がいました。
今や子供たちも大きくなり、こんな思い出は忘れかけていましたが、我が家も手狭になり、部屋をかたしたり物を整理しないといけないなぁ〜・・・と思いつつ、ふとガラス棚に納められたミニ四駆が目に入りました。
今日まで捨てきれなかった「なつかしのミニ四駆」。眺めているうちに、幼かった頃の我が子の思い出や、ミニ四駆レースにニコニコしながら一緒に出かけて行ったあの頃の場面が鮮明に思い出されました。
私にとっては、ミニ四駆とは、こんな「心のマシン」なんです。これからも、いつまでも大事に残しておこうと思う。また、子供たちが大人になっても、いつの日かミニ四駆とともに当時の思い出を振り返ってくれるときが来るかも知れない。ミニ四駆ページの最終完成までの道のりは遠いが、こんな思いを込めて、これから少しずつ昔を回想し、我が家に現存するミニ四駆を皆さんにご紹介していこうと思います。また、昔ながらに箱入りのまま未開封になっているミニ四駆を、再び組み立ててみたいと思います。そこから、きっと、また何かが生まれてくるかも知れないという期待を込めて・・・。
当時では、レーサーミニ四駆、スーパーミニ四駆、フルカウルミニ四駆など大人気だったミニ四駆も、最近では子供たちの心も離れ、店頭からもほとんど姿を消してしまいました。現在では、エアロミニ四駆、マイティミニ四駆という新タイプが市販されているようです。
全盛時代のミニ四駆はもちろんのこと、パーツを入手することもままならなくなってしまいましたが、このページをご覧になり、忘れかけてしまった皆さんのお子さんとの当時の思い出を、もう一度思い出していただければ幸いです。どうぞ、愉しんでいってください。
そして、またいつの日かミニ四駆の人気が盛り上がり、当時の場面が復活することを願って・・・! |
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このサイクロンマグナムは、息子がはじめて多摩テック主催ほかの公認レースに出場したときのもので、当時では人気の最新マシンでした。ボディの肉抜き等のちょっと難しい加工は、チョットばかしお父さんこと私がアドバイスしました・・・(^_^;)。レースでは、2番手以下のマシンをぶっちぎりで私の前を走り去っていきましたが、おしくも上り坂でコースアウトしてしまい予選敗退でした。自分のうちの短いコースとは違い、ロングコースでの加速はものすごいものがありました。昔のことを思い浮かべながら書いていますが、なかなか懐かしい。 |
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