YAMASAKI RACING FACTORY
YRFスーパー改造マシンのガレージ
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ブロッケンMTの写真
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ブロッケンMT
 このMT(マッドタンク)は「Bウォリアー」と呼ばれ、ブロッケンGの生みの親である大神博士が、自らの手で改造した極悪マシンとして昔の雑誌に紹介されていたものだ。
 その当時、なんとかして、この極悪非道のマシン製作ができないものかと、頭を悩ますこと1年以上。やっとの思いで部品を集め、その極似モデルの復刻に成功したものだ。当然、製作は私自らの手によるものだ。
 フロントには、さわっただけでケガをしそうなマッドスクレーパーを装備。プラズマダッシュのパワーで障害物をコースからはじき飛ばす超攻撃用ダンパー仕様。まさに極悪な武器メカだ。
 どんなマシンも一撃でひねりつぶしてしまうパワーに満ちている。
 マシンの左サイドには、追尾ロケットミサイルを発射できるバズーカ砲を装備し、後尾甲板の上には機関砲や追尾ミサイル制御用のレーダーをも配備している。このマシンに狙われたら最後、逃げるすべはないのだ。
 この許されざる超カゲキ・マシンをささえるのは、ボディの下にかくされた「マッドプロテクションガード」だ。4本のFRP強化マウントプレートを使って、シャーシの前半分を囲い込んでしまう超強化セッティング改造がなされているのだ。
 タイヤは重装備ボディをしっかりとささえ、悪路の衝撃にもビクともしないショック吸収タイヤを装着している。そして、マッドタンクをコースに導くのは合計6個のアルミベアリングローラーだ。
ブロッケンMTの前向き写真
 リヤーには、アルミリヤーマルチステーとローラー用13ミリボールベアリングが合体したスキッドローラーを装備する。もちろんレースのコースも実走行が可能だ。しかし、一度走らせてしまうと誰にも止められないぞ!電池のパワーがなくなるまで、放っておくしかないのだ。他のミニ四駆と一緒に走ろうものなら、のんびり走っていると間違いなくコースの外へはじき飛ばされる危険きわまりない極悪改造マシンなのだ。

 いうまでもないが、この極悪改造マシンは、公認レースには出場できないぞ!・・・というわけで、現在では我が家のガラス棚に静かに眠っているのだ。
改造に使ったパーツ
プラズマダッシュモーター、FRP強化マウントプレート、大径アルミベアリングローラー(19ミリ)、ローラー用13ミリボールベアリングセット、アルミリヤーマルチステー、レーサーミニ四駆ボールベアリングセット、ミニ四駆中空ハードシャフト、ショートスタビローラーセット、ショック吸収タイヤ、エアロホイールキャップセットA、その他プラモパーツ