平成15年5月16日から第一次申込分の宅内工事が順次実施され、VDSL単体装置が申込者の世帯へ設置されました。
宅内電話回線は、住戸内の電話のモジュラージャック(TEL端子)から取り出したVDSL回線を分岐コネクタによりVDSLライン用と電話回線用の2つに分けられています。さらに電話回線用には光デジタル成分を取り除くためのフィルタが取り付けられています。このフィルタから出た線に電話をつなぎます。
Bフレッツ回線とISDN回線を併用する場合は、ISDNルータまたはDSUを電話回線用のフィルタの後につなぎます。
フレッツ接続ツールは、おそらく宅内工事の前に各世帯へ郵便等で届いていると思われます。この中には、Bフレッツを利用するための重要なIDとパスワードが記述された書面が入っていますので、いつまでも保存して紛失しないようにしましょう。
なお、接続ツールの写真に写っているケーブルは、宅内VDSL装置の添付品です。VDSL装置のLAN端子とパソコンのLAN端子をつなぐためのLAN用のストレートケーブル(カテゴリー5)です。
添付品のLAN用ケーブルは、サービス品(3m)ですので線がちょっと細いですね。LAN用ケーブルはあまり高くありませんので、気になる方は電気店などで別途に購入されても良いでしょう。ただし、LAN用ケーブルの中には、パソコン同士やHUB(ハブ)同士をつなげるためなどに用いられるクロスケーブルというのもあり、外見だけでは見分けられませんので、購入時には注意しましょう。LAN用ケーブルをお求めになる際は、100BASE-TXに対応したストレートケーブルでカテゴリー5と表示されているものをご購入ください。 |