組合員・居住者 各位
構内契約駐車場の増設計画案の今後の検討に向けた
駐車場利用実態及びご意見・ご要望等調査について
平成15年 3月 1日
ガーデンハイツ入間管理組合
今期は、昨年11月末日をもって構内契約駐車場の契約期間が満了となったため、一斉更新を行ったところです。当マンション構内の契約駐車場は現在、普通車20台、軽自動車7台の計27台分の確保しかできていない現状であるため、利用者が限定され、3年に1回抽選による契約更新を行っている状況です。
こうした背景から、駐車場の増設計画案については過去にも検討が行われ、管理組合総会にも議案が提出された経緯があり、従前からの引継課題でもあります。しかし、当時の状況では、計画規模や環境上の問題があげられ、テニスコート敷地に駐車場を増設する計画案については、過去の総会において皆様の賛同が得られなかった経緯もあります。
近年では、民間駐車場を確保するにも空きがない等過去にもまして厳しい状況になっているのも事実です。こうしたことから、構内契約駐車場の増設計画について再度前向きな検討を行って欲しいという皆様からの要望が強くなっています。また、理事会においても、こうした課題をこれ以上放置したままにしておくと、将来的には深刻な事態を迎えることも否定できないと考えています。民間駐車場も近い将来、地権者の世代交代等により相続等に起因して財産整理等が実施されることも多く、現在多数の方が利用されている大型駐車場も減少したり、最悪の場合、無くなってしまうことも考えられます。そのときには、多くの住民が駐車場を追いやられる結果となり、当マンションとしても大きな社会問題を抱え込む結果となります。こうしたことを考慮すれば、いずれは当マンション自体で駐車場を確保せざるを得ない時期が必ず来るだろうと考えられますが、実際には、そうなってしまってからでは対応が遅すぎる結果を招きます。
駐車場の大幅な増設計画は、建設資金の調達や安全・環境面での問題も大きな課題です。当マンションは、建設以来18年目を迎え、これからは老朽化に伴う建築・設備の改修等に多額の費用を要することも避けられない現状もあります。しかし、こうした中でも、前向きな検討は実施していかないと、将来、皆様の賛同が得られたとしても、あまり遅い時期になってしまってからでは当マンションの資産価値から考えると、建設資金を貸してくれる金融機関も無くなってしまうことも考えられます。
皆様の中には、あまりお金を掛けないで駐車場の増設が可能な規模確保を望まれている方も多いとは思います。一方、中途半端な増設計画では抜本的な解決にはならないとし、賛同できないという方も多いかも知れません。また、過去の総会において否決された経緯も踏まえると、多くの住民の方に理解が得られそうな方策を提案するには、現状においても難しい課題であることにはかわりはありません。
理事会としましては、再度、駐車場の確保に関する検討に積極的に取り組むべきと、このたび別紙のとおり駐車場の確保状況ならびに増設計画案の検討に関する皆様のご意見等をお伺いすることといたしました。皆様からいただいた調査報告及びご意見・ご要望等につきましては、今後の検討資料とさせていただきますので、ご回答についてご協力をお願いします。(無記名で結構です。)
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